カウンセリングとは

しっかり者のアネゴ肌な女性ほどダメンズに惹かれる理由

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こんにちは。雨宮です。

カウンセリングをしていると、
時々

「私は今まで悩み事があっても
誰にも相談しないで
自分の力で解決してきた」

という方に出会います。

お話を聴いていると、
とても芯のある方だったり
周りから頼られるアネゴ肌の方だったり。

考える力も行動力もあって、
これまでの人生をご自身の力で
切り開いてこられたんだなと思います。

でも、私はそういう方ほど
ぜひカウンセリングの中で
ご自身のことをたくさんお話して
欲しいなと思います。

なぜなら、

「なんでも自分の力で解決してきた」

という方ほど、自分のことを人に話す、
自分のことで人に頼る、委ねる、
という経験が少なかったはずだからです。

そしてそういう
(ほとんどの場合、幼少期からの)

「もっぱら頼られ、甘えられる側」

として振る舞うことの積み重ねが、
ますます

「人に頼れない、甘えられない」
という傾向を強めてしまっている
はずだから。

そしてそれが、今の人間関係の中で
体験している問題に直結している
ことが多いのです。

こうなると、
人はストレスを溜めがちになります。

しかも感じているストレスについて
人に頼って話すことができないと、
そのストレスを発散する機会が
少ないと思います。

話すことは思っている以上に
大きなストレス解消になりますから。

これは心と身体の健康にとって
よくありません。

そしてこの

「もっぱら頼られ、甘えられる側」

として長く生きることは、

「どうせ話しても
相手には分からないだろう」

という、

「上から目線の孤独癖」

を作ってしまう可能性があります。

また、

「今さら人に甘えるキャラにはなれない」

みたいな、ヘンな見栄も
あるかもしれません。

人に相談をしてこなかった方は
多くの場合、心の奥底に

「理解されること」

に対する渇望があります。

しかしながら、
育った環境や家族の状況によって
それが叶わなかった時、

「どうせ話しても理解されない」

と考えることによって
理解されることへの渇望を
満たすことをあきらめ、

その悲しみと引き換えに、

「周りの人間は私を
理解することができないのだ。

それ程に私の考えや存在は
特別なのだ」

という、一種の優越感を育てて
心のバランスを保っている場合が
あるのです。

ちなみに、こういう一見
しっかりした女性が
いわゆる「ダメンズ」に
強く惹かれることがあります。

これは傍目には、
頼れる女性が頼りがいの無い男性に
アネゴ的に世話を焼き、

ダメンズの方でも女性に寄り掛かって
甘えているように見えます。

しかし実のところ、
彼女はダメさや弱さ、だらしなさを
臆面もなく表現できる男性の世話を
焼いている間、自分の内側にある

「頼りたい、甘えたい欲求」

という、悲しい思い出とともに
胸のうちにしまっている欲求に
ずっとフタをし続けていることが
できます。

そして実はこの

「頼りたい、甘えたい欲求」

にフタをしなければならない
という生き方こそ、

この女性が人生の早い段階で

「こうでなければ愛されない。
家族に認めてもらえない」

と感じて身につけた生き方
なんですよね。

「私は悩み事があっても
誰にも相談しないで
自分の力で解決してきた」

という方は、
なぜそういう在り方でなければ
ならなかったのか。

なぜ人に頼らず、甘えずに
一人で孤独にすべてを解決することを
自分に課してきたのか。

なぜ周囲の人に対して、
悩む自分、時に弱くもなる自分を
見せずにきたのか。

その背景には、
そのようでなければ受け容れられないと
信じてきた家族の姿があります。

ですから、冒頭でもお話した通り、
今まで何でも独りで解決してきた方は
カウンセリングでご自身の悩みや弱さを
少しずつ話せるようになると良いのです。

日常の人間関係の中では
いきなりはやりづらいかも
しれませんから。

そしていざ話してみると、
悩んで弱くなっている自分でも
受け入れてもらえること、

その自分にガッカリするようなことはなく、
むしろ自分でもよく頑張ってきたと
思えること、

もう問題をたった独りで抱え込まなくて
良いこと、

「頼らせてほしい」

と伝えれば、喜んで力になりたいと
思ってくれる人がいることを体験します。

そしてできれば

「理解されなかった悲しみ」

「甘えられなかった淋しさ」

を感じながら涙とともに言葉にできれば、

「頼りたい、甘えたい欲求」

にフタをし続けるという生き方を終わらせ、

頼られ甘えられっぱなしの
人間関係のパターンを変えて

「人に頼っていい、甘えていい」

と感じられるようになります。

そしてこれまで自分を支えてきた

「自分は特別だから
あなたに理解できるはずがない」

という「上から目線の孤独癖」をも
手放すことができます。

さらにおそらくは、
なぜかダメンズを選ぶという
恋愛傾向にもサヨナラです。

(この点については幼少期からの
父親との関係が絡んでいるのですが
長くなるのでまた別の回に譲ります。)

人はぜったいに弱くなる時があるし
まったく悩まない人もいません。

もしあなたが人に頼らず
いつも強くあろうとしている方だったら、

これからは理解してくれる人や
甘えさせてもらえる関係を
積極的に求めて欲しいなと思います。

そして強くいなければと思っている時は
なかなか気づきづらいですが、

頑張っているあなたを心配して

「甘えて欲しいな、頼って欲しいな」

と思ってくれている人も
きっと周りに何人もいるんですよ。

人は思っている以上に
自分の本当のところを
人に知ってもらっているし、
見守られているものです。

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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